安全性能

クルマや歩行者などを認識し、前方の安全を見守る、高精度な「2種類の目」。

コースターの“Toyota Safety Sense”*1は、ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した検知センサーと、それに基づく統合的な制御により、クルマだけでなく、歩行者の認識も可能になりました。車両や歩行者に対して、事故の回避や衝突被害の軽減を支援します。「ミリ波レーダー」は検知できる距離が長いのが特徴で、速度域の高い状況にも対応します。一方、「単眼カメラ」は物体の形や大きさが識別でき、クルマや白線、対向車のランプだけでなく歩行者も認識できます。この特性の異なる2種類のセンサーが、卓越した認識能力と信頼性の高いシステムを可能にしています。
■Photo:GX(ロングボディ車・24人乗り)。ボディカラーはシルバーメタリック〈1E7〉。■写真はToyota Safety Senseのイメージです。■写真は合成です。

  • *1. レーダークルーズコントロールシステムの機能は搭載されていません。
  • 衝突の回避や衝突時の被害軽減をサポート。
    プリクラッシュセーフティ*1[歩行者(昼)検知機能付/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式]

    前方の車両や歩行者をミリ波レーダーと単眼カメラで検出。警報ブザーとディスプレイ表示で衝突の可能性を知らせ、ブレーキを踏めた場合はプリクラッシュブレーキアシスト。ブレーキを踏めなかった場合はプリクラッシュブレーキを作動させ、衝突回避*2 または被害軽減をサポートします。プリクラッシュブレーキは歩行者に対しては自車が約10〜80㎞/hの速度域で作動し、被害軽減をサポートします。また、車両に対しては自車が約10㎞/h以上で作動。たとえば、停止車両に対し自車の速度が約30㎞/hの場合は、衝突回避または被害軽減をサポートします。

    • *1. ■道路状況、車両状態、天候状態およびドライバーの操作状態などによっては、作動しない場合があります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。■プリクラッシュセーフティはあくまで運転を支援する機能です。本機能を過信せず、必ずドライバーが責任を持って運転してください。■数値は社内測定値。■動画のカメラ・レーダーの検知範囲はイメージです。
    • *2. 対車両の場合。
  • 車線逸脱の可能性をドライバーに伝える。
    レーンディパーチャーアラート*1

    道路上の白線(黄線)を単眼カメラで認識し、ドライバーがウインカー操作を行わずに車線を逸脱する可能性がある場合、ブザーとディスプレイ表示による警報でお知らせします。

    • *1. 車線逸脱警報
      ■本システムは幅約3m以上の車線を自車速度約50km/h以上で走行時に作動します。また道路状況、車両状態および天候状態等によっては、ご使用になれない場合があります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。■レーンディパーチャーアラートはあくまで運転補助機能です。本機能を過信せず、必ずドライバーが責任を持って運転してください。■写真の画面表示は、機能説明のために通常の状態と異なる表示・点灯をしています。実際の走行状態を示すものではありません。
  • 夜間の見やすさをサポートする。
    オートマチックハイビーム*1

    ハイビームとロービームを自動で切り替え、夜間の歩行者などの早期発見をサポート。切り替え忘れを防ぐほか、手動操作の煩わしさも軽減します。

    • *1. ■自車速度約30km/h以上で作動します。■ハイビーム・ロービームの切り替え自動制御には状況により限界があります。運転時にはつねに周囲の状況に注意し、必要に応じて手動で切り替えるなど、安全運転を心がけてください。■道路状況および天候状態等によっては、ご利用になれない場合があります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
その他の安全性能

予防安全

VSC*1[車両安定制御システム]&TRC*2[トラクションコントロール]
急なハンドル操作や滑りやすい路面での発進・加速時などに車両安定性を確保するVSC&TRCを全車に標準装備しています。
EBD*3[電子制動力配分制御]付ABS*4+ブレーキアシスト*5
ブレーキング時にタイヤロックを防ぐABS機能に、車両の走行状態に応じて前後・左右輪に理想的な制動力配分を行うEBD機能を採用。また、ブレーキの踏み込み速度と量から緊急ブレーキであることを感知し、強い制動力を発生させるブレーキアシストも搭載しています。
ELR*6付3点式シートベルト(運転席・助手席・リヤシート)*7*8
シートベルトに滑らかな生地を採用するなど、着用時における圧迫感の低減にも配慮。また、運転席・助手席にはプリテンショナー機構や、フォースリミッター機構を採用しています。
ドライバー異常時対応システム(EDSS:Emergency Driving Stop System)
ドライバーに急病などの異常が発生した際、ドライバー自身が運転者席スイッチを押すか、もしくは同乗者が天井に設置されたスイッチを押すことで、車両が減速を開始。徐々に速度を落として停止します。同時に、車内ではブザーによる報知とともに、赤フラッシャーランプの点滅と同乗者向けスイッチインジケーターランプの点灯で同乗者に報知。一方、車外には、ホーンの吹鳴とともに、ストップランプの点灯とハザードランプの点滅で異常を知らせます。
  • *1. VSC:Vehicle Stability Control
  • *2. TRC:Traction Control
  • *3. EBD:Electronic Brake-force Distribution
  • *4. ABS:Anti-lock Brake System
  • *5. ■アシストが必要な時には、ブレーキペダルを踏み続けてください。■急ブレーキは危険を回避するための反射的な行為です。それ以外は通常のブレーキ操作を行うようにしてください。■道路状況および天候状態等によっては作動しない場合があります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
  • *6. ELR:Emergency Locking Retractor
  • *7. GX、LX、BIG VAN、幼児専用車(運転席)に標準装備。
  • *8. プリテンショナー機構は、衝突の条件によっては作動しない場合があります。

衝突安全

SRS*1エアバッグ(運転席・助手席)*2*3
シートベルトの働きと合わせて、頭や胸への衝撃を緩和するSRSエアバッグを運転席と助手席に標準装備しました。
  • *1. SRS[乗員保護補助装置]:Supplemental Restraint System
  • *2. ■SRSエアバッグはあくまでシートベルトを補助する装置です。必ずシートベルトをご着用ください。■すべてのSRSエアバッグは衝突の条件によっては作動しない場合があります。
  • *3. GX、LX、BIG VAN、幼児専用車(運転席)に標準装備。

安全評価

    トピックス