4つのクラウンの展示や特別な試乗体験「CROWN STYLE CARAVAN」が開催(横浜版) 4つのクラウンの展示や特別な試乗体験「CROWN STYLE CARAVAN」が開催(横浜版)

EVENT REPORT

4つのクラウンの展示や特別な試乗体験「CROWN STYLE CARAVAN」が開催(横浜版)

2024.04.26

3月30日(土)・31日(日)クラウン専門店「THE CROWN 横浜都筑」にて、4つの新型クラウンの展示と試乗体験を行う「CROWN STYLE CARAVAN in THE CROWN」が開催された。会場には本年発売予定のクラウン(エステート)のプロトタイプモデルをはじめとした4つのクラウン(クロスオーバー・スポーツ・セダン)とともに、開発に込めた想いを伝えるストーリーボードを展示。そして発売中の3つのクラウン(クロスオーバー・スポーツ・セダン)を乗り比べていただく特別試乗体験、クラウン開発陣によるトークショーが実施された。

「THE CROWN 横浜都筑」の入口に掛かる桜色の暖簾に春風がたなびき、絶好の日取りとなったイベント当日。「THE CROWN 愛知高辻」に続き、2回目となるキャラバンはスタートした。開店と同時に多くのお客様にご来店いただく。

本イベントには、クラウン開発陣として製品企画主査の本間、セダンの担当者である製品企画主幹の中島、遠藤が参加。ブリーフィングや対話を通じてお客様と交流した。

会場には展示車両としてクロスオーバー 、スポーツ、セダン、エステートと4つのクラウンが一堂に会し、お客様はその違いをお楽しみいただいた。特にプロトタイプモデルとなるエステートの特別展示には、多くのお客様が集まり、クラウン開発陣による車両説明へ熱心に耳を傾け、多くの感想や質問が飛び交った。

4モデルで構成する16代目クラウン群

製品企画主査の本間

製品企画主査の本間

すでに発売されている3つのクラウン(クロスオーバー・スポーツ・セダン)を乗り比べる、特別試乗体験に向けてのブリーフィングでは、会場にいらっしゃった全員に向けて、新型クラウンのコンセプトを開発陣が解説した。

本間が「今回は4モデルで構成される16代目のクラウンとなります。日本の歴史に当てはめると、徳川幕府の江戸時代も15代で幕を閉じており、新時代の明治維新に突入したということです。ですからこの16代目のクラウンを開発するにあたっては、”革新と挑戦”というキーワードをコンセプトに、お客様の多岐に渡るライフスタイルを真剣に考え、時代に寄り添うクルマとして、気持ちを一新して開発を進めました。」と挨拶。

続いて試乗車となる3つのモデルについての紹介がなされた。

まずセダンについては遠藤が「“ニューフォーマルセダン”というコンセプトで、クラウンの型というものを追求しました。運転しても楽しいクルマであると同時に、大切な人に快適に乗ってもらいたい。だからこそ、全ての席が快適であるための静粛性と乗心地を追求しました。振動感を極限まで低減した雑味のない走りと、心地良い空間での移動は、落ち着いた時間的な価値を高めてくれるはずです。」と説明。

続くスポーツでは「追求したのは 新し”いカタチのスポーツSUV”です。一言で言うと”WOW!”という高揚感、見て・乗って・走ってワクワクするような”WOW! を体感いただききたいで”す。 見る ということでは外装・内装と“”もに今までのクラウンにはないデザインとカラーリングを追求しました。 乗る“”ではクラウンに必要な静粛性・快適性を確保しています。そして 走り では“”『硬いだけがスポーツではない』というコンセプトのもと、しなやかな走りを実現させました。」

そしてクロスオーバーについては本間が「16代目クラウンの中で最初にチャレンジした象徴的モデルがこのクロスオーバーです。リフトアップしたボディーで、乗降性の良さと共に凛とした佇まいを持つデザインとしています。走りはセダンよりもスポーティであるものの、クラウンらしい上質な乗心地と洗練されたハンドリング性能を大切にしました。新しいカタチであっても、クラウンの価値を感じていただけると嬉しいです。」と解説。

特別試乗でクラウンの多様性を体感

抽選で選ばれたお客様による特別試乗体験では、約7km所要時間25分ほどの長いコースが特別に設定された。さらに助手席ではプロのドライビングインストラクターがアテンドし、3モデルそれぞれの特性を解説した。

試乗されたお客様は「乗り比べができる貴重な機会となりました。最初に開発コンセプトや味付けの違いなどを説明いただき、実際に試乗してみると、その通りの特性や乗り味の違いを楽しめてすごいと感じました。」と率直な感想が出てきた。

また女性のお客様からは「スポーツかエステートを購入したいと思い、今日の試乗会に参加しました。3モデルを乗り比べてみたら、圧倒的にセダンの乗り心地が良くて、なんだか浮いているような、押し出されるような感覚の走りがとても印象に残りました。どのモデルにしようかという悩みの種が、さらに増えてしまいました。」と微笑みながら感想を述べていた。

製品企画主幹 遠藤

製品企画主幹 遠藤

対して遠藤は「セダンのユニットにはHEVとFCEVの2種を用意していますが、今回の試乗車はFCEVでした。エンジンの振動や音もなく、FCEV特有のシームレスな加速を体感いただけたかと思います。そのスッと走り出し、気持ちよく加速していく感覚にこだわり開発をしましたので、ご実感いただき嬉しいです。」と応えた。

乗って楽しいを実現させるために

試乗後のアフターブリーフィングでは、新型クラウンに対する開発陣とお客様の和やかな会話が繰り広げられた。
「スポーツではサイドミラーから見えるリヤの造形美がカッコいいと思いました。キビキビと走る感じも好きでした。」
「最初にクロスオーバーに試乗しました。タイヤ径の大きさからゴツゴツした乗り味なのかなと思ったのですが、ハンドリングが良く静粛性も高くてとても感動しました。」
と各モデルについて感想を述べられた。

そしてクラウンブランド全体についてお話しいただいた20代のお客様は「現在14代目のクラウンに乗っているのですが、新型に乗り換えようと思っていました。そんな中で4つのクラウンが誕生をして、『THE CROWN』という専門店ができ、門戸が広がったことにびっくりしています。今日の試乗会ではそれぞれの違いを存分に楽しめましたので、あとはエステートに試乗をして、最終的に購入するモデルを決めようと思います。」と語られた。

対して本間は「今回の新型クラウンは20代から70代の方までと、幅広い層のお客様にご購入いただいております。とくに若い方に興味持っていただき、本当にありがたいです。 ”いつかはクラウン“ から”今こそクラウン“ として、憧れと熱い想いをもってマイカーとして検討いただいていることは、我々開発陣一同として非常に嬉しいことです。」と応じた。

ブリーフィングの最後に「我々開発陣がクルマづくりを行う上で何より大切にしていることは、“乗って楽しい” ”乗ってみたい”という感覚をお客様に持っていただくことです。そのためには我々が本当にいいと思ったものを、心を込めてお客様へ提供していくことが大切だと考えています。今回の4つのクラウンの開発では、そんな想いを皆で共有して進めていきました。ですから本日ご来場いただいたお客様に、“楽しかった”“欲しいと思った”と語っていただき、我々自身たくさんの勇気と元気いただきました。」と本間が締めくくった。

クラウンの魅力をお客様とともに体感し、再確認する一日となった「CROWN STYLE CARAVAN」。次回は九州の地「THE CROWN福岡天神」へと続いていく。

THE CROWN 横浜都筑
イベント開催店舗
THE CROWN 横浜都筑

神奈川県横浜市都筑区荏田東2-9-30

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