走行性能
プラットフォーム
先進的なシルエットと気持ちいい走りを実現させるボディ。
TNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォームをさらに進化させたことで、プリウスならではのモノフォルムアイコンを引き継ぎながらも、低重心化と大径タイヤの採用を可能にし、よりスポーティなシルエットに。さらに、狙ったラインをそのまま走れる操縦安定性や、静粛性の向上により、虜になるほど気持ちいい走行性能を実現しました。
骨格結合構造のさらなる改良・強化によって、高いボディ剛性を追求。キャビンの変形が抑制されることによる乗り心地の良さとなめらかな走りはもちろん、安全性能の向上ももたらします。
意のままの走りと、上質な乗り心地を。
フロントには高剛性かつ軽量なマクファーソンストラット式を、リヤには高い操縦安定性と乗り心地を両立させながらラゲージの拡大も叶えるダブルウィッシュボーン式を採用しました。ドライバーの意のままの走りを実現するため、車両応答性やライントレース性を向上。振動の伝わりにくいフラットな乗り心地を叶えています。
パワーユニット
モーターによるパワフルで爽快な走り。
いつもは電気のみで走行。必要になった時だけガソリンを使える安心感のあるプラグインハイブリッドシステムが、パワフルさと静粛性を両立させて進化しました。コンパクトかつ大容量の電池を活用することで、加速性能を向上。特に、アクセルペダル高開度領域では、よりプラグインハイブリッド車らしさを感じられる、力強い加速を実現させています。
EVモードだけで日々の移動がほぼまかなえる。
満充電からのEV走行距離は87km*を実現。通勤や毎日のお買い物など、生活のほとんどをEVモードで移動することができます。HVモードに切り替わっても、2.0Lエンジンでパワフルながら、低燃費のドライブが可能です。
ハイブリッドカーの先駆けである、プリウスの走り。
世界初の量産ハイブリッドカーとして生まれたプリウスが、先進のハイブリッドシステムを携えました。高い環境性能を備えながら、ずっと走っていたくなるほど気持ちいい、一度乗ったら虜になる走りの良さを実現。徹底的な走り込みと改良を重ねることで、全開性能の向上はもちろんのこと、日常で使う低中速域での走りの良さを進化させ、レスポンスと伸び感を兼ね揃えた加速性能を実現しました。
一体感のあるリニアで安定した走りと、低燃費を両立。
新たにハイブリッドユニットの最適設計と小型・軽量・高効率化技術を投入し、優れた燃費性能を実現しました。また、車速とエンジン回転数がシンクロした伸びのある、ドライバーの思い通りにクルマが反応する心地良さを実現しています。
気持ちいい加速と、優れた燃費性能を実現。
すべての電動モジュールを刷新し、生まれ変わった新型1.8Lハイブリッドシステム。ハイブリッドならではのシームレスな加速に、軽やかな出足とダイレクトな駆動力レスポンスをプラス。徹底したユニットと制御の高効率化により優れた低燃費も実現しています。
E-Four
緻密さと力強さを兼ね備えたE-Four。
モーター出力向上により4WDの作動領域やリヤへのトルク配分を拡大。滑りやすい路面でのさらなる安心感に加え、ドライ路面での力強い発進や旋回時のライントレース性を向上しました。
[E-Four車に標準装備]
■マルチインフォメーションディスプレイ内の前後輪トルク配分量表示
各輪にかかる駆動力(トルク)が大きい場合には目盛りの数が増加し、小さい場合には減少します。後輪の目盛りの数が少ない時はシステムが安定走行と判断し、燃費に寄与するために4WD機能を抑制している状態です。
充電・給電
ストレスフリーな減速を実現。
山道など、アクセル・ブレーキの踏み替え頻度が高い走行シーンで使用すると、アクセルペダルを緩めた時、設定に応じ従来のBレンジ以上の強い減速度を得られるので、ブレーキを踏む頻度が低くなり、疲労軽減に繋がります。
[プラグインハイブリッド車に標準装備]
モーターによる力強くクリーンな走りと、電力を温存できる効率のよい走りを切り替え。
[プラグインハイブリッド車に標準装備]
電力を使い切っても、自力で発電。
EV走行に必要な駆動用電池残量が低下した際、EV/HVモード切替スイッチを長押しすると、エンジンで発電した電気をバッテリーに充電します。
[プラグインハイブリッド車に標準装備]
EV走行をメインにしながら、パワーが必要な時に自動制御でエンジンを始動。
[プラグインハイブリッド車に標準装備]
充電方法は、クルマとコンセントをつなぐだけ。
[プラグインハイブリッド車に標準装備]
自宅でも、外出先でも、気軽に充電。
付属の充電ケーブル*3とコンセントをつなぐだけで手軽に充電可能。外出先でも充電でき、最寄りの充電スポットもスマートフォンアプリ「My TOYOTA+」から簡単に探せます。
[プラグインハイブリッド車に標準装備]
家電感覚で、充電の予約ができる。
普通充電の開始または開始・終了時刻をあらかじめ設定できる機能です。ディスプレイオーディオ画面やマルチインフォメーションディスプレイから充電の予約が可能。また、スマートフォンアプリ「My TOYOTA+」では、次回予約の変更や、遠隔操作で充電を行うことができます。
[プラグインハイブリッド車に標準装備]
ソーラーパネルで発電した電力を、走行に活用。
ソーラーパネルを車両ルーフに搭載し、駐車中に太陽光をEV走行用エネルギーに変えるシステム。充電スタンドがない駐車場や災害等で停電した場合でも、太陽光さえあれば充電できます。走行中は、補機バッテリー系統に給電することで、駆動用バッテリーの消費を低減。発電量はディスプレイオーディオ画面やマルチインフォメーションディスプレイ、スマートフォンアプリ「My TOYOTA+」で確認できます。
[Z(プラグインハイブリッド車)にメーカーオプション]
自分の部屋のように快適に過ごせる。
普通充電時に、パワースイッチをONにすると、外部電源の電力を利用して「エアコン」や「オーディオ」の使用が可能になるため、車内で快適に過ごすことができます。
[プラグインハイブリッド車に標準装備]
充電ケーブルを、AC100V仕様に変換。
[プラグインハイブリッド車に販売店装着オプション]
屋外でも、電源が使える。
大容量のバッテリーに蓄えた電力を「走る」以外にも使えます。付属のヴィークルパワーコネクターを普通充電インレットに挿し込めば、100Vの外部給電用コンセントに早変わり。合計1500Wまで対応するので、消費電力の大きな電気製品も安心です。
[プラグインハイブリッド車に標準装備]
選べる「外部給電モード」は2つ*1。
レジャーやアウトドアなどに。
EV給電モード
お出かけ先で、電気が使えます。エンジンをかけずにバッテリーだけを使って給電。バッテリー残量が所定値を下回ると給電を終了します。
停電・災害などの非常時に。
HV給電モード
万が一の時にも、クルマを電源として活用できます。はじめはバッテリーのみで給電。バッテリー残量が所定値を下回るとエンジンがかかり給電を継続します。
[プラグインハイブリッド車に標準装備]
走りの快適性
走りのテイストを自由に選択。
ダイナミックな加速を楽しみたい時、穏やかに走りたい時、走行シーンやドライバーの気分に合わせて走りのテイストをチェンジできます。センターコンソール上に配置しているドライブモードセレクトスイッチで切替可能です。
[ECO/NORMAL/SPORT/CUSTOMはZ、Gに標準装備。ECO/NORMAL/POWERはUに標準装備]
シーンに合わせて切り替え可能。
モーターのみで静かに走行。早朝や深夜などエンジン音が気になる時や排出ガスを抑えたい時に便利です。
[ハイブリッド車に標準装備]
GPS情報を元に熱をコントロールして、ハイブリッドシステムの効率向上に貢献。
GPS情報から「長時間駐車場所(目的地)」を推定。車両が目的地に近づくとEV走行に切り替えて放電させます。これにより、次の始動時にはエンジン暖気と同時に駆動用電池を充電し、暖気時間を短縮。ハイブリッドシステムをより効率的に制御します。
[ハイブリッド車に標準装備]
その日の天気から車内の湿度を予測して、暖房エネルギー低減に貢献。
トヨタのデータセンターと車両とを連携させるコネクティッド技術によって、気象情報から車内の湿度を推定し、ガラスの曇りや換気に配慮した上で、外気導入、内気循環量を調節。暖房エネルギー低減に貢献します。
空気の流れを整えることで、走りやすさに貢献。
運転席の一部に除電機能付表皮を設定することで、ドライバーと周辺に溜まっている静電気をボディ全体に分散させて帯電量を軽減。安定した車両挙動に貢献し、より疲れにくく、気持ちのいいドライビングに寄与します。
[Z、Gに標準装備。Uに上級ファブリックシート表皮とセットでメーカーオプション]
燃費の良い、究極の空力フォルムをめざして。
全高を下げたスタイリッシュなスタイルで、デザイン性と空力性能を両立。車体周りや床下の風を巧みに受け流すことで、燃費向上と優れた操縦安定性をもたらします。