室内空間
運転のしやすさ
ピュアスポーツのインテリアは机の上では設計できない。デザイナーはアウトバーンやニュルブルクリンク近郊に常駐し、実際にレーシングカーに乗りながらデザインの熟成を重ねた。ハイスピード時に見晴らしが良く、車両姿勢の変化がつかみやすい水平に軸の通ったインパネ。ドアトリムからコンソールのニーパッドまでをひと繋ぎにし、ドライバーを包み込むように設計したレイアウト。ホールド性を突き詰めたスポーツシート。すべての形状に走りに根ざした理由があり、細部に至るまでドライバーオリエンテッドなコックピットを造り上げている。
ホールド性能にこだわり、走行テストのフィードバックを積み重ねて生まれたハイバック構成のシート。細身のメイン部と、ショルダー部を含めたサイド部を組み合わせ、腰を中心に身体を保持する機能を追求しています。RZとSZ-Rには、サイドサポート幅の調整機能と電動ランバーサポートを採用しました。
高精細TFT*カラーモニターに立体的なタコメーターを組み合わせた一眼構成のデザイン。円形のタコメーター内にシフトタイミングインジケーター(8ATはMモード時)等のスポーツ走行時に必要な情報を集約しています。
A:デジタルスピードメーター/レーダークルーズコントロール等の走行情報
B:アナログ表現のタコメーター、セレクターレバーポジション/シフトタイミングインジケーターなど
C:ナビ表示/オーディオ等のエンターテインメント情報など
センターコンソールの専用リモートコントローラーによるナビ画面の遠隔操作が可能。コントローラーにはタッチパッドを装備し、スクロール操作や行き先などを手書きで入力することもできます。
レーダークルーズコントロール(8AT)、クルーズコントロール(6MT)、オーディオ、ハンズフリー通話、音声認識などを、ステアリングから手を離さず運転に集中したまま操作することができます。
運転に必要な情報をウインドシールドガラスの視野内に投影することで、少ない視線移動で情報確認ができます。車速やナビと連携したルート案内など、さまざまな情報を表示します。
[RZ、SZ-Rに標準装備]
快適な空間
前後スライド、リクライニング、シート上下、座面前端上下の各調整を電動で行えます。また、腰部を支えるランバーサポートやサイドサポート幅の調整も可能。最適なドライビングポジションが選べます。
[運転席&助手席8ウェイパワー+電動ランバーサポート+サイドサポート幅調整スポーツシート(運転席メモリー機能付):RZ、SZ-Rに標準装備]
[運転席&助手席6ウェイマニュアルスポーツシート:SZに標準装備]
世界屈指の音響機器ブランド、JBLによるサウンドシステムを搭載。2シーターの室内空間に12スピーカー・最大出力425Wという贅沢な構成で、臨場感あふれるサウンド環境を実現します。
[RZ、SZ-Rに標準装備]
ラゲージ・収納
290L(VDA法)の容量を確保し、大型スーツケースも入る実用性を備えています。ラゲージスペースと室内を隔てる壁の形状を工夫し、長尺のゴルフバッグなどの積載にも対応できるようにしています。
ラゲージ容量
容量:290L(VDA法)
幅:1,121mm(最大部)/960mm(最小部)
奥行き:785mm
深さ:387mm(最大部)
■すべての数値は社内測定値。