中古車購入ガイド
GUIDE.01 中古車の選び方
【クルマの種類】車種ごとの特徴や
選び方をご紹介
クルマには様々な種類があります。
ここでは、セダンやSUVなどのボディタイプ、エコカーやサポカーについて解説し、ニーズに応じたおすすめのクルマの種類をご紹介します。
クルマの種類:ボディタイプ
クルマは一般的に、その形状や構造などによる「ボディタイプ」により分類されます。
ボディタイプの種類は数多くありますが、以下の7タイプが代表的です。
コンパクトの厳密な定義は存在しませんが、一般的に排気量が660㏄以上~1,500cc以下、全長4.2m程度、全幅1.7m程度のクルマが分類されます。
エンジンパワーは軽自動車よりも大きいので、幅広いニーズにマッチします。
燃費性能も優れており、バランスの取れたクルマといえるでしょう。
ミニバンはもともと、商用に用いられていた屋根付き貨物車(通称:バン)の小型版という意味で、ワンボックスとも呼ばれます。
厳密な定義はなく、6~8名程度乗車可能な3列シートタイプが一般的です。
シートを倒すことで広いラゲージスペースを確保できるため、荷物を多く載せることや車中泊も可能です。
また、室内高があり車内空間が広く、スライドドアを装備する車種が大半で、自然な体勢で乗り降りできます。
エンジンルーム、キャビン(乗用スペース)、ラゲージスペースの3つに分かれている3ボックスタイプのクルマです。
重心が低く走行が安定しやすいため、長距離を運転されることが多い方におすすめです。
また、キャビンとラゲージスペースが離れていることで、走行中に載せた荷物同士のぶつかる音が聞こえにくく、快適に過ごせます。
エンジンルーム、キャビン(乗用スペース)の2つに分かれている2ボックスタイプのクルマです。
キャビンがラゲージスペースと一体化しているため、車内は広く、大きな荷物を積むことができます。
乗車定員は5~7名と比較的多いですが、車内が広いため、圧迫感を覚えづらいのも特徴です。
また、後部座席をほぼフラットにできる車種もあります。
- ワゴンの代表車種
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プリウスα
カローラフィールダー
カローラツーリング
SUVとは、「スポーツ・ユーティリティ・ビークル」の略称です。
排気量やサイズ、駆動方式などに厳密な定義はありませんが、車高が高く、ラゲージスペースが広いクルマが多くみられます。
オフロード走行を愉しめる性能を持ったものから、近年人気の街乗り・日常使いにも適したコンパクトSUVまで、年齢・性別を問わず人気を集めています。
また、シートの位置が高いため見晴らしがよく、大きさの割に運転しやすいのも魅力です。
一般的にはフロントシートがメインの2ドアタイプのクルマです。
現在では、4ドアタイプもみられます。
走りを重視した構造のためエンジンルームは広く、滑らかで車高が低いデザインが特徴となっており、走る愉しさを実感できるクルマです。
総排気量660cc以下、全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2m以下、乗車定員4名以下などの軽自動車規格に適合したクルマです。(2021年3月現時点)
以前は燃費のよさや価格の安さといった「お手頃さ」で選ばれることが多かった軽自動車ですが、現在では使い勝手や空間の広さを理由に、ファミリー層からの支持も高まっています。
軽自動車税(種別割)が適用されるなど、普通車と比べて維持費を抑えやすい点も魅力的です。
安心してクルマが選べます
「トヨタ認定中古車」を中心に、お客様が安全・安心にお乗りいただける中古車を取り扱っています。
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クルマの種類:エコカー、サポカー
エコカーとは
走行時に大気汚染物質の排出が少なく、自然環境への負荷が少ないクルマのことで、「エコロジーカー」の略称です。燃費性能が高い、または動力源が環境にやさしいことが特徴です。
政府が定める基準を達成したエコカーは、グリーン化特例による減税の対象となります。(2021年3月時点)
ハイブリッドカー |
エンジンと電気モーターの2つの動力を切り替えて走行。 燃費効率が悪い低速度時に電気モーターを使用するなど、従来のガソリン車と比べ燃費効率が高い。 |
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電気自動車 |
電気モーターのみを利用して走行。 走行中に大気汚染物質を排出しない。 |
燃料電池自動車 (FCEV) |
水素と酸素を化学反応させて発電した電気でモーターを動かして走行。 走行中に大気汚染物質を排出しない。 |
クリーンディーゼル |
従来のディーゼル車で問題視された、大気汚染ガスの排出を抑制したクルマ。 「ポスト新長期規制※」という排出ガス基準に適合。走行時の粒子状物質(PM)や窒素酸化物(NOx)の排出を抑制。 |
※新車のトラック・バスおよび乗用車から排出される粒子状物質(PM)
および窒素酸化物(NOx)の低減を図るための規制
上記以外にも、政府の基準を満たした車種であれば、免税/減税の対象となる場合があります。
ハイブリッド・電気自動車・FCEVの中古車を探す
サポカーとは
サポカーとは、「セーフティ・サポートカー」の略称で、先進安全技術を備えたクルマのことです。
高齢運転者の交通事故防止対策の一環として推奨されています。
サポカーには以下の2つがあります。
それぞれ性能評価についての分類ではなく、どのような装置が搭載されているかを区別する表記です。
サポカー |
衝突被害軽減ブレーキ搭載車 |
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サポカーS |
衝突被害軽減ブレーキ、踏み間違い事故防止サポート機能搭載車 |
安心が充実
トヨタ認定中古車のハイブリッドカーは、全車「中古車ハイブリッド保証※」付き。さらに「ハイブリッドシステム診断」を実施しています。
サポカーは、安全運転支援装置を点検する「あんしん診断」を実施しています。
※トヨタ/レクサス車限定。※一部対象外の車両もございます。
トヨタ認定中古車を探すクルマ選びの4つのポイント
どのような用途でクルマを使用するのかを検討してみましょう。
たとえば、通勤や家族の送迎がメインなのか、それとも休みの日に家族でレジャーに出かけることも想定しているのか。用途によって選ぶクルマの種類が変わります。
また、レジャーでの使用が多い方でも、ドライブを愉しむことが多いのか、買い物が多いのか、それともキャンプなどのアウトドアを楽しむことが多いのかにより、使いやすいクルマは異なります。
乗車できる人数はクルマの種類により異なります。
例えば、軽自動車の乗車定員は4名、セダンは5名、ミニバンは6~8名が一般的です。
乗車定員と乗りやすい人数は異なるという点にも注意が必要です。
窮屈に感じない程度の広さがあるクルマを選びましょう。
運転者はもちろん、誰を乗せることが多いかも重要です。
お子さまやご高齢の方が同乗する機会が多い場合には、「乗り降りのしやすさ」「乗せやすさ」などに配慮したクルマ選びが必要です。
小さなお子さまを乗せるなら、チャイルドシートを装着しやすいクルマ、ご高齢の方がお乗りになることが多いのであれば、乗り降りしやすいスライドドアを装備したクルマなどがおすすめです。
日頃どの程度の荷物を載せるのかも、クルマ選びにおいて重要なポイントです。
買い物やアウトドアに行くときにどれくらいの荷物を載せるのか、想像してみましょう。
レジャー用品やベビーカーなどはかさばるため、ラゲージスペースが大きめのクルマが適しています。
クルマの状況がひと目で分かります!
「トヨタ認定中古車」サイトではご自身にぴったりのクルマを「探せる」「見つかる」便利機能が満載。
気になったクルマを比較し、一括で見積依頼することができる「お気に入り比較機能・一括見積機能」などで、クルマ探しをサポートします。
クルマを探す
ニーズ別!おすすめのクルマ
クルマに求める用途によって、適したクルマは異なります。
ニーズ別におすすめのクルマをご紹介します。
通勤におすすめのクルマ
通勤が主な用途であれば、小回りのきく操作性の高いクルマや低重心で乗り心地がよいクルマが適しています。
荷物を多く載せる予定がなければ、上記のクルマがおすすめです。
また、燃費のよさも大切なポイントです。
低燃費車をはじめ、「エコカー」も視野に入れましょう。
子育て家族におすすめのクルマ
小さなお子さまがいる場合、十分なスペースがあるクルマが適しています。
ラゲージスペースが広いクルマなら、ベビーカーなどの大きな荷物も楽々と載せられます。
また、室内高のあるクルマなら、スムーズにお子様をチャイルドシートに乗せることができるでしょう。
お子さまが1人で乗り降りできる年齢になったときにも便利な、パワースライドドアを装備したクルマもおすすめです。
ご高齢の方におすすめのクルマの種類
ご高齢の方がご自身で運転される場合は、運転しやすいクルマを選びましょう。
取り回しが良く、乗り降りしやすいクルマがおすすめです。
また、クルマの安全性能も重要です。
予防安全性能を備えた「サポカー」を条件に加えてみてはいかがでしょうか。
レジャーにおすすめのクルマの種類
アウトドアなどのレジャーが主な用途であれば、大きな荷物を載せることができるクルマを選びましょう。
また、車中泊を想定している場合は、シートをどの程度倒せるのか、フルフラットにできるのかも検討基準に入れてみてください。
用途にあった、最適な1台を選ぼう
中古車なら、費用を抑えて理想に合ったクルマを選びやすくなります。
ボディタイプごとの特徴を押さえ、エコカーやサポカーについても意識したうえで、用途にあったクルマを選びましょう。
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