ウェルキャブ | 福祉車両
ノア 車いす仕様車 タイプⅠ
ご利用のお客さま
愛知県にお住まいの後藤さま。
車いすをお使いの晃佑さんが3歳のころから21年間ウェルキャブを乗りついでご利用いただいています。
後藤さまが感じているウェルキャブの進化をお聞きし、旅行好きなご家族のお出かけに同行させていただきました。
ウェルキャブを選んだ理由
晃佑が3歳のとき、将来のことを考えて福祉車両を探し始めました。
21年前は、実際に福祉車両の実車を見ることが難しい中、当時のトヨタ販売店の方が、とても親身になって試乗できないか探してくれました。
購入したら長く使いたいという思いがあったので、実車を見ることができてよかったです。
幼いころはラクティスの車いす仕様車にも乗っていたのですが、晃佑の車いすが大きくなってきて、窮屈になってしまいました。
そのため、ラクティスから乗り換える時もノア 車いす仕様車 タイプⅠを選び、現在ノアを2台所有しています。
車内の広さも十分で、乗車した車いすの位置も運転席からすぐに確認できるのがいいですね。
後藤家とウェルキャブ
晃佑もノアを気に入っていて、その日の気分で新旧のノアを乗り分けて使っています。
※写真内、左側:新型ノア、右側:旧型ノア
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- 晃佑さん5歳ごろ
家族全員がゆったり乗れるノアで旅行もたくさん行くことができたそうです。
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- 晃佑さん8歳ごろ
晃佑さんは幼いころからクルマが好きで、トヨタの販売店に行くことも好きだったそうです。
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- 晃佑さん23歳ごろ
お祖母さまが晃佑さんのために選んだラクティスも車いす仕様車 スロープタイプでした。
2台ウェルキャブがあることで、送迎で大活躍したとのこと。
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ウェルキャブを長年利用して感じた進化のポイント
バックドアを開けると自動的に車高が降下
車高が下がることでスロープ角度がなだらかになり、乗り込みやすくなります。
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- [1]エアサスペンションによって、ゆるやかに車高が降下
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- [2]スロープの展開
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- [3]手動ですぐに引き出せる
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フラットなフロア
開発者のこだわりがたくさん詰まった、車いすが乗せやすいフラットなフロアです。
車いす目安線
目安線に沿うとスムーズに乗り込めます。
乗車から固定までの操作がシンプル
車いすの乗車から固定まで一連の動作が、3手順で完結します。
車いすの固定方法が改善
セーフティベルトの自動巻き取りにより、セカンドシート位置へしっかり車いすを固定することができます。
セカンドシート位置に固定できるので、運転席からも車いすの息子の様子がよくわかり、ケアが必要なときも安心です。
標準車の機能も選択できるようになった
従来のウェルキャブでは選択できなかった機能が選べるようになりました。(メーカーオプションの機能も含まれます。)
障害物を知らせてくれる機能(センサー)が付きました。
旧型のノア 車いす仕様車では選ぶことができなかったので、うれしい機能です。
出かけることが好きなので、ハイブリッドは念願でした。
標準車にもある機能がウェルキャブにも設定されていくことはうれしいです。
スマホ操作で車外から駐車操作ができるアドバンストパークは、便利な機能だと思いました。
高齢の母を病院に連れて行った際にも、母を先に降ろして目を離さなくてもいいのは安心です。
おでかけレポート
今回のお出かけ先は、愛知県の「トヨタ博物館」です。
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トヨタ博物館へ出発です。
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道中の紅葉も楽しみました。
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晃佑さんは、クルマのナビを見ることが大好き。お出かけの際は自分で目的地を設定することも。
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トヨタ博物館の多目的駐車場に到着です。
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スロープタイプは乗り降りのスペースを含めると2.4mほどスペースが必要です。
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駐車場からはスロープで移動します。
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トヨタ博物館は世界のクルマの進化と文化をたどる博物館です。
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19世紀から現在までの車両約140台、ほとんどの車両は走行可能な「動態保存」としています。
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ご家族でクルマの展示をご観覧。エレベーターが設置されているので、移動も安心です。
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展示されているクルマに晃佑さんは興味津々です。
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ミュージアムレストラン「AVIEW」でランチをいただきました。
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レトルトにもなっている大人気のトヨタ博物館名物ビーフカレー。ライスはクルマの形になっています。
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トヨタ博物館には、晃佑が小さいころに来て以来、久しぶり。
大人も楽しんじゃいますね。
晃佑は、今のクルマの形が大好きだから昔のクルマにはそこまで興味がないのかな?
やっぱり、ノアが一番って感じですね。
トヨタ博物館はバリアフリーもしっかりしていて、安心して楽しむことができました。
家族で旅行をするのが好きなので、遠出をするときは飛行機で移動して現地で福祉車両のレンタカーを利用することもあります。
福祉車両のレンタカーが無く、標準車で旅行したこともあるのですが、その時は乗り降りが大変でした。
やはり、我が家にはウェルキャブが欠かせませんね。
このページの掲載内容は、2023年10月時点の情報です。