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カローラは、グローバルカーであり、大衆車というイメージが強いのですが、元々初代カローラはスポーティー性を主張したクルマでした。国内はもとより、海外でもカローラでレースに参戦するチームも多くあり、グランプリからラリーまで幅広く活躍しています。
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1973年11月、アメリカのプレスオン・リガードレス・ラリーでW.ボイスが、カローラ(TE20)で優勝を収め、トヨタ初のWRC(世界ラリー選手権)優勝を果たしました。また1975年8月には、フィンランドのWRC1000湖ラリーでH.ミッコラが、カローラレビン(2T-G改)で優勝を収め、ヨーロッパでの日本車初優勝を飾っています。
一方、国内では、スポーツーカーのカローラレビンが1972年3月に発売され、「ハチロク」の愛称で今もファンの多いAE86(FRのカローラレビン)の、後継車種のAE82(カローラFX)、AE92・AE101(FFのカローラレビン)と進化を遂げる中で、国内外で数多くの輝かしい戦績を残しました。
トヨタは、1999年をもってWRCから撤退しましたが、その花道を飾ったのはカローラでした。カローラのコンパクトなボディに、セリカの強力なパワートレインを搭載したカローラWRCは、1998年から1999年にかけてWRCで4度の優勝を果たし、1999年には、WRCでトヨタ通算3度目の製造部門チャンピオンを獲得しました。
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映像をご覧いただけます。 (約2分40秒)
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主な内容
・1973年 プレスオン・リガードレス・ラリー カローラ1600 優勝
・1974年 RACラリー カローラレビン
・ヨーロッパサーキット走行 「スパ・フランコルシャン」(AE86)
・1986年 インターTEC ADVAN COROLLA FX(AE82)
・1988年 インターTEC ミノルタカローラレビン(AE92)
・1983年 スパ24時間レース(AE86) クラス優勝 |
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