縁あって譲り受けたMR2は、4つ年上のお兄ちゃん

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ヤングタイマーラヴァー

縁あって譲り受けたMR2は、
4つ年上のお兄ちゃん

ミッドシップレイアウトを採用しながら、誰もが走る楽しさに触れられる“スポーティー・パーソナルカー”として開発されたMR2。今回登場する矢作ゆりなさんも、その魅力を知ったひとりだ。もともとクルマ中心の生活ではなかった彼女が、どのようなきっかけでMR2に乗るようになり、どんな場所へ出かけるようになったのか。休日の過ごし方まで含めて、愛車とのストーリーを伺います。

INTERVIEW

矢作ゆりなさんのMR2 × 兄のように頼もしい愛車

矢作ゆりなYurina Yahagi

20歳で免許を取得。当初はクルマへの強い関心はなかったが、父に誘われて訪れたサーキットをきっかけに運転の面白さに触れる。会社員として働きながら、サーキット用のヴィッツと、休日のドライブ用としてMR2を所有する。

入り口は、とりあえず取った免許。

クルマとの出会いを教えてください。

身分証にもなるし、とりあえず取っておこう。そんな理由から二十歳で免許を取得しました。クルマがあれば便利だけど、なくても困らない。いわゆる一般的な感覚だった私が、カーカルチャーに深く触れるきっかけになったのが、父に誘われて始めたサーキット遊びでした。同じコースを繰り返し走るうちにで、アクセルやブレーキ、ハンドル操作に対してクルマがどう反応するのかを感じ取ることができる。その経験を通して、走る面白さを初めて知ったんです。気がつけば週末はサーキットに通うようになり、そこで知り合った方から譲っていただいたのがこのMR2でした。前のオーナーさんが新車で購入し、長く大切にしてきた一台だったそうで、「どうせなら若い人に乗ってほしい」と声をかけてもらったんですよね。自分で探して選んだというより、ご縁の中で巡ってきたクルマです。

かっこよくてかわいい
二面性のあるキャラクター

MR2のどんなところが気に入っていますか?

お恥ずかしながら、譲っていただくまでMR2というクルマを知らなかったんです(笑)。初めて実車を見せてもらったときの第一印象は、とにかく「かわいい!」の一言。いかにもスポーツカーというルックスなのに、サイズは意外にコンパクト。横から見ると、低いボンネットからフロントガラス、ルーフ、リアまでが滑らかに繋がっていて、全体のシルエットはぎゅっとまとまっている。ここがかわいいと感じたポイントですね。今のクルマにはあまりない形だと思います。そしてテンションが上がったのは、やっぱりリトラクタブルヘッドライト。閉じているときはフロントがすっきりしていて、かなりシャープな顔つき。でもライトを上げると、ボンネットの上からライトが立ち上がって、表情が和らぐ。スポーツカーらしいかっこよさがありながら、どこか愛嬌もある。そのギャップにやられました!

手綱を握って走る感覚が楽しい。

実際に運転してみてどうですか?

電子制御に頼らないMR2は、操作に対する反応がとてもダイレクトです。ワイヤー式アクセルなので、踏み込んだときのエンジンの反応がそのまま伝わってくる。さらにミッドシップレイアウトのクルマなので、加速したときの押し出される感覚や、コーナリング中の姿勢の変化もつかみやすい。走行中はエンジン音やクルマの挙動から、今どんな状態にあるのかが自然と伝わってきます。ハンドルを握って走っていると、クルマと会話しているような感覚があって、そのやり取り自体がとても楽しいんです。

走る時間そのものが、休日の楽しみ。

休日はどんなふうに乗っていますか?

サーキット用のヴィッツとは役割を分けていて、MR2は主に休日のドライブで乗っています。早めに起きて箱根方面へ向かい、伊豆スカイラインや椿ラインを走るのが定番のルートです。以前は目的地に着くことを意識していたのですが、最近は道中そのものを楽しむ感覚が強くなりました。景色を見ながら走っているうちに、気持ちがすっと整っていく感じがあるんです。その延長で、これまでで一番遠くまで走ったのが新潟県の佐渡市でした。距離は約400km。船も含めて7時間ほどの旅になりましたが、島を一周しながらカメラで風景を撮影した時間も含めて、忘れられない思い出になっています。

同世代の目には、新鮮に映るクルマ。

周囲の反応はいかがですか?

クルマに強い関心がない同世代の友達からも、かっこいいと言われることがあります。そのあとで年式を伝えると、そこで初めて驚かれるんです。見た目から想像していたより、ずっと古いクルマだと知って意外に思うみたいで。懐かしいというより、今のクルマとは違う新鮮な存在として見てもらえているのかもしれません。その反応を見るたびに、今の街並みの中にあっても、ちゃんとかっこよく見えるクルマなんだと感じます。オーナーとしてうれしい瞬間ですね。

クルマが繋ぐ人との縁。

MR2に乗り始めて変わったことは?

クルマをきっかけに、人と話す場面が増えました。サーキットで父や周りの人から走る楽しさを教えてもらったように、今は自分がその話をする側になることもあります。難しい理屈ではなく、こういう道が気持ちいいとか、走る時間が楽しいとか、その程度のこと。それでもMR2が入口になって会話が生まれ、人との繋がりが少しずつ広がっていくのを感じていま。

お兄ちゃんのようなMR2と、これからもずっと一緒。

最後に、MR2への思いを聞かせてください。

1998年式で4歳年上のMR2は、私にとって相棒というより、お兄ちゃんのような存在です。これからも私のわがままに付き合ってもらいながら、日々のドライブの中で楽しい思い出を少しずつ増やしていけたらうれしいですね。

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