シンプルで自由、美しいクルマ

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STORY

シンプルで自由、美しいクルマ

ガラス作家・ピーター・アイビーさんが愛用するのは「ランドクルーザー」"40"。雪国での暮らしと、創作を支える誠実な道具としての愛車、そしてピーターさんの作品世界を日常の視点から描き出します。

INTERVIEW

ピーター・アイビーさんのランドクルーザー“40”
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ガラス作家のミニマムな美

ガラス作家のピーターさんは2002年に来日し、現在は富山県の古民家で暮らしながら創作を続けています。愛車として選んだ「ランドクルーザー“40”」を自ら整備し、家族とキャンプに出かけ、冬は雪のトレイルを走る日々を送ります。装飾を削ぎ落とし、使われることで真価を発揮するというこの愛車の存在は、彼のガラス作品とも深く通じ合っています。

ピーター・アイビーPeter Ivy

アメリカ・テキサス州出身のガラス作家。2002年に来日し、現在は富山県に工房「流動研究所(Flow Lab)」を構えて活動する。「日常で使われ続ける道具」としてのガラスを追求し、吹きガラスの技法を用いた器や照明、空間と調和するプロダクトを制作する。装飾性を極力排し、建築空間に寄り添う端正で静かな佇まいの作品は、国内外で高く評価されている。愛車のランドクルーザーは“40”と“70”の2台を乗り継ぐ。

世界で愛される
信頼性が決め手

愛車「ランドクルーザー」"40"との出会いについて教えてください。

ランクルの“40”ですが、実は乗ったことも、見たこともないクルマでした。でも海外でよく出回っている車種で、レビューを見ると非常に堅牢でクオリティが高いというものでした。英語の情報が多いのも決め手となり、日本のオークションサイトで落札しました。部品も世界的に出品されているので、自分で整備しながら乗ろうと思ったのです。それまではスポーツカーが好きで今も乗っていますが、子どもが誕生したタイミングで、ファミリカーとして一緒にキャンプやオフロードを走りたいと考えたのもこのクルマを選んだ理由の1つです。

シンプルなデザインで感じる
ルマとの一体感

愛車のお気に入りのポイントを教えてください。

まずはエンジンです。初めて愛車のディーゼルエンジンをかけた時に、「ドドドド」と重厚な音や振動を体感できて、とても嬉しかったことを覚えています。その時からこのクルマが急速に好きになりました。また鉄板がむき出しのインテリアや、シンプルな構造など、無駄のないデザインがいかにもワークホースという印象です。運転席に座ると、自分とクルマの心理的な距離が直接的で、近いものを感じさせてくれます。

自分の作品と同じく
飾り気がなく誠実

ピーターさんにとってランクル“40”はどんな存在ですか?

もはや、家の外にあるもう一つの家のような存在です。クルマの中で作業し、また生活しているような感じ。完全に頼ることができて、自由を感じさせてくれます。ただ乗り込むだけで何もかも大丈夫、そんな感覚です。
そしてこのクルマの、自分の作品と同じく飾り気がなく削ぎ落とされたシンプルさに美しさを感じます。使われることで真価を発揮する「用の美」においても共通していると思います。快適なクルマは数多くあるはずですが、ランクルの“40”や“70”には、ワークホースとしての誠実さや正直さを感じます。

キャンプや休息で
活躍するようにカスタム

荷室の活用法を教えてください。

このクルマを購入したのは、アウトドアへ自分たちの暮らしを広げるためです。そのため、日常的にキャンプができるようにカスタムしました。荷室にスノコをつけて、車内でも休息できるようにしています。特に思い出深いのは、息子と犬と一緒に行った雪の中でのキャンプです。除雪されていない林道を通ったので、途中でこの“40”のウィンチを使って、倒木を退けたりして進みました。静かな雪景色の中で愛車と息子と過ごした、忘れられない思い出です。

冬のトレイルで
ランクルの走破性を楽しむ

日常や仕事での愛車の使い方を教えてください。

在宅で仕事をしているので、クルマを使うのは子どもたちの送迎や買い物、アトリエで出たリサイクル品を出しに行く時くらいです。その道中で、林道やオフロードを探し出した時は、そこを走るようにしています。雪のシーズンはそうしたトレイルが増えるので、そこを走破するのもこの“40”ならではの楽しみです。このクルマに乗り始めてから毎年、冬が待ち遠しくなりました。

景色のいい場所で
一人の時間を満喫

お気に入りのドライブコースやよく行くスポットを教えてください。

このクルマが好きな理由の一つはショップやカフェ、レストランそして人そのものから離れるために使えるということです。誰もいない景色のいい場所に駐車して、一人の時間を過ごします。絵やデザインを描いて仕事をしたり、コーヒーを淹れて飲んだりすることもあります。自分にとっての小さな書斎のイメージで、静かな場所でクルマに乗っていると思想がクリアになったり、アイデアが湧いてきます。

ともに年を重ね
経る年月を楽しむ

今後、愛車とやりたいことを教えてください。

今のところ綺麗にレストアするつもりはありません。サビやちょっとしたキズもこの“40”では味となり、経年変化が楽しめるクルマだと感じています。手直しながら長く乗りたいですよね。子ども達にとっても思い出のクルマとなっているようで、「絶対に売らないで」と言われています。自分と一緒に年を重ねていき、いつか子どもに渡せる日が来るといいなと思っています。

撮影協力:富山県富山市

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