ウェルキャブ | 福祉車両
ハイエース 車いす仕様車(リフトタイプ)(試乗編)
秋のハートフルフェア
2017年11月25日(土)・26日(日)にトヨタハートフルプラザ名古屋にて、「トヨタウェルキャブ 秋のハートフルフェア」が開催されました。
出店や作品展示、その他各種相談会などたくさんの催しが行われました。
ウェルキャブが30台以上集まり、中部地区最大級の福祉車両展示イベントが行われました。
ハイエース 車いす仕様車 Fタイプに試乗
今回のイベントに、社会福祉法人AJU自立の家 サマリアハウスの永坂さまと児玉さま、そしてご利用者さまにご来場いただきました。
いつもハイエースを使って、ご利用者さまの送り迎えをされています。
最新型のハイエースの機能を体験いただきました。
いつもハイエースで送迎をしています。
ハイエースは色々なタイプがあるので、ご利用者さまの状態を考えながらどの車両に乗っていただくか決めています。
このFタイプは初めて体験しました。
ハイエース 車いす仕様車 Fタイプのポイント
リフトによる乗車
サポートバーによって車いすを固定することで、前方に回って固定する手間が省け、乗り降りの時間を短縮できます。
サポートバーや、リフト上でのシートベルト装着は、住宅街や狭い道など、乗り降りをすばやくしたい場合が多いのでいいですね。
リフトの操作も操作スイッチだけでできるので簡単です。
3点式シートベルト
3点式シートベルトがリフト上で装着可能。
介助の方がラクな姿勢で早く確実にシートベルトを装着できます。
-
-
操作スイッチでリフトの昇降、後退防止ストッパーの開閉の操作が可能です。
-
-
-
安定した動作で車内までリフトアップします。
-
-
-
ご利用者さまも安心してご利用いただけます。
-
ハイエース 車いす仕様車は、さまざまなレイアウトがお選びいただけます。
今回は、車いすの方2名がシートに移乗することにより、車いすの方が4名乗車可能なFタイプを体験していただきました。
トヨタのこだわり
シートの高さ
車いすからの移乗がしやすいように、シートは一般的な車いすと同じ高さに設計してあります。
サポートがあれば車いすからシートへ移乗することができる方もいらっしゃいます。
折りたたみ式の車いすを収納するスペースがあるのもいいですね。
-
-
まずは車いすのまま、リフトで乗車します。
-
-
-
広い車内でサポートしやすくなっています。
-
-
-
移乗のためにシート座面の高さが配慮されています。
-
メーカーオプション 可倒式手すり
可倒式手すりは、スライドドアからの乗降時の「安心」に配慮した手すりです。
地面に降りきるまでつかめる長さを確保しつつ、未使用時は収納できます。
地面に降りきるところまでしっかりと手すりがあって安心ですね。
車内に入っても、ほしいところにちょうど手すりがあり、安心して乗り込むことができました。
自分で乗り込むことができるご利用者さまも多いので、より安全に乗降できるのはいいですね。
-
-
ステップの段差にあわせた波型形状。
-
-
-
ステップの高さと手すりの段差が同じ高さ。
しっかりと身体を支えながら乗降できます。
-
-
-
車内にも手すりが設置されているので、走行中も安心です。
-
試乗してみて
ハイエースはお客さまの用途に合わせてさまざまなタイプからお選びいただけます。
レイアウトの図解だけでなく、実際の車両を見ていただくことは大切です。
ぜひ実際の車両をご覧いただけるウェルキャブステーションや、トヨタハートフルプラザに足を運んでいただきたいですね。
このページの掲載内容は、2017年11月時点の情報です。