走行性能

プラットフォーム

熟練の技と先進技術が叶えた、圧倒的な静かさ/アクティブノイズコントロール

静粛な移動手段の代名詞であること。それがセンチュリーの矜恃(きょうじ)です。

ドアが閉まった瞬間、外界の喧噪から遮断され静寂に包まれるセンチュリーの室内。この静かさのために、静粛性に優れたハイブリッドシステムの特性を最大限活かしながら、時間と手間をかけて吸・遮音材の最適配置や風切り音対策などを徹底しました。その一例が、熟練の専任作業者による「音止め」です。エンジンルームや路面からの音、風切り音や雨音など室内に入ってくるあらゆる音を低減するために、大量のサイレンサーやアスファルトシートなど、様々な吸・遮音材を手作業で丁寧に貼り付けています。
またアルミホイールにもタイヤが発するノイズを低減する構造を採用しました。走行中に生じるこもり音には、アクティブノイズコントロールで対応。車内に伝わるエンジンのこもり音を、逆位相の音を発することで打ち消します。熟練の技と先進技術を組み合わせ、微に入り細をうがつようにして、圧倒的な静かさを実現しました。

走りの快適性

AVS機能付電子制御エアサスペンション(車高切替機能付)

滑らかで安定した、至上の乗り心地。

走り出したことに気づかないほどの滑らかな動きや、走行中も楽に新聞を読める安定感。そのような上質な乗り心地を実現するために、構造用接着剤によるボディ剛性の向上をはじめ、サスペンション開発では、サスペンションアームやブッシュ、マウントなどのゴム部品一つひとつまでチューニングを施しました。エアサスペンションは十分なエアチャンバー容量を確保することで、ショーファーカーに相応しい上質な乗り心地を実現。またオートレベリング機能が常に車高を一定に保ち、安定した走りに貢献します。AVSは路面状況などに応じてショックアブソーバーの減衰力を最適に電子制御し、車体の動きを滑らかに抑え、さらにセンチュリー専用に開発した18インチタイヤが、上質な乗り心地の中でも、とりわけ走り出しの滑らかさに寄与します。

パワーユニット

ハイブリッドシステム

高い環境性能と信頼性を誇る。

これからの日本を牽引するリーダーをお乗せする車にとって、高い環境性能と信頼性は必要不可欠です。センチュリーのパワーユニットは、その要件を高度なレベルで充たすV8・5.0Lハイブリッドシステムを採用しました。トヨタが世界に先駆けて進化・熟成を図ってきたハイブリッド技術の結晶とも呼べるこのユニットは、環境性能のみならず走行性能や静粛性など、あらゆる領域で卓越した性能を発揮するとともに、確かな信頼性を備えています。

V8・5.0Lエンジン

エンジンと高出力モーターの寡黙な力。

余裕の動力性能に加え、燃費や静粛性にも秀でたハイブリッド専用のV8・5.0Lエンジンを搭載。滑らかで静粛な走りは、後席でも快く感じていただけるはずです。発進・加速時には、高出力モーター+パワーコントロールユニットの働きにより、豊かなパワーと力強いトルクを静かに発揮します。さらには、ハイブリッドバッテリーの冷却用吸気口の位置を変更して静粛性を高めるなど、ショーファーカーのための独自の技術を駆使しています。

ハイブリッド専用トランスミッション

シームレスで自在な走りを実現。

滑らかさを極めたV8・5.0Lエンジンと電気式無段変速機の組み合わせにより、変速ショックを感じさせないシームレスな加速と優れた乗り心地を生み出します。また、2段変速式リダクション機構採用により、低速域と高速域を切り替えることでモーターの効率をさらに高め、発進・加速時には力強いトルクを獲得。高速クルージング時には滑らかな走りを保ちます。

燃料消費率(国土交通省審査値)