人生初の愛車はスプリンタートレノ
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ヤングタイマーラヴァー
人生初の愛車はスプリンタートレノ
とある会社に属して働きながら、日常のさまざまな一瞬を切り取る写真家としての顔も持つ清家翔世さん。そんな彼の創作活動を影で支えているのが「スプリンタートレノ(AE86型)」だった。一生の相棒だという愛車との付き合い方を探っていきます。
INTERVIEW
清家翔世さんのスプリンタートレノ×写真家のアガる移動手段
会社員として働き、写真家としても作品を発信し続けている清家翔世さん。人生初の愛車に選んだ「スプリンタートレノ」との日々について伺います。

清家翔世 Shosei Seike
1994年生まれ、千葉県出身。青山学院大学卒業。写真家・宮本直孝のもとでスタジオ勤務後、独立。現在は会社員として働きながら、ライフスタイルを中心とした写真の撮影を行っている。また、SNSを中心に写真作品の発表も続けている。
とある漫画から受けた衝撃。
こんなクルマがあったなんて!
「スプリンタートレノ」を知ったきっかけは?
学生時代にマニュアル車の免許を取得したものの、都心ではクルマに乗る必要もなく、たまの遠出で借りるクルマも基本的にオートマ車。いわゆる最近の若者という感じの暮らしで、クルマにはあまり縁がありませんでした。そんなあるとき、とある漫画で“ハチロク”の存在を知りました。3ドアハッチバックというのも新鮮で、かくばったフォルムはかっこいいのにどこか愛嬌も感じられる。“こんなクルマがあったなんて”という衝撃にも似た感情が全身に走りました。20代半ばにして、初めて心から乗りたいと思えるクルマに出合えた瞬間でした。そうしてスプリンタートレノにいつか絶対乗ると決意したんです。
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長く付き合いたいクルマだから、
値段を理由に諦めたくなかった。
人生初のクルマがハチロク。なぜ購入に踏み切れたのですか?
AE86型スプリンタートレノの発売から30年以上が経っています。程度のいい車体であれば価格もかなり高騰しているし、それは20代の僕にとって非常に大きい金額。そしてやはり、人生初の愛車に古いクルマを選ぶことにも、多少の躊躇がありました。しかし、ずっと気になっていた黒×銀のスプリンタートレノを見つけた瞬間、これまで抱えていた迷いが吹き飛んじゃって(笑)。そう思えるクルマに、この先また出合える保証はありません。だから値段を理由に、購入を諦めたくなかったんです!
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暮らしのどの瞬間にも
スプリンタートレノがある。
普段の愛車の使い方を教えてください。
日々の通勤から休日のおでかけ、そして写真を撮りに行くときまで、かなりの頻度でスプリンタートレノに活躍してもらっています。つい走りたくなってしまうので、このクルマを手にしたその日から自然と行動範囲も広がっている気がします。終電を気にせず出かけることができるので、夜の時間の撮影がもっと楽しくなりました。
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充実のラゲッジスペースは
撮影機材の収納もばっちり!
荷室の使い勝手はどうですか?
比較的コンパクトな車体だけど、ハッチバックなので収納スペースは必要十分。撮影に必要なカメラや機材を積んでの移動も非常に快適です。
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マニュアル車ならではの
手綱を握って走る感覚が楽しい。
走りで気に入っているところを教えてください。
現行のスポーツカーと比べれば、スプリンタートレノは特別に速いクルマではありません。だけど「走る」「曲がる」「止まる」という一連の動作の全部が楽しく思える。そんな不思議な走行感は、これまで運転してきたクルマにはないものでした。エンジンの鼓動を感じながら、ドライバーが手綱を握って走る。このクルマが運転の楽しさを改めて教えてくれました。
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10年…20年とこの先も
ずっと一緒に時間を過ごしていきたい!
今後、愛車とどう過ごしていきたいですか?
時計やアクセサリー、家具などを買うとき、僕は一生付き合っていけるかという視点でモノを選んでいます。スプリンタートレノにもそういう思いがあって。発売から30年以上が経った今も色褪せることのないタイムレスなクルマ。そんな名車に運よく乗ることができているんです。機械だから一生とはいかなくても、10年、20年……と、この先ずっと一緒に時間を過ごしていければと思います。
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Interviewee
撮影協力
株式会社tokyo basic car club
写真
Tomoro Nakasuji
記事
Kanta Hisajima

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