変わらぬ信頼とともに走り続ける一台

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STORY

変わらぬ信頼とともに走り続ける一台

ビーチカルチャーを体現する住まいを手がける建築家として多くのファンがいる河村礼緒さんの愛車は「ハイラックス」。四半世紀で走行距離45万kmを共にしたという愛車と建築家のパートナーシップをご紹介。

INTERVIEW

河村礼緒さんのハイラックス×建築家の日常

海辺のライフスタイルを体現する建築で、地元を中心に人気の建築家として活躍する河村礼緒さん。愛車は自身の会社「STUDIO LEON」設立の頃より25年間乗り続けている「ハイラックス」です。「このクルマがなければ建築を続けられない」というほど、気に入っているという相棒との日々を紹介します。

河村礼緒Reo Kawamura

神奈川県出身。幼少期より家に興味があり、中学時代からは建築の仕事を志す。数社の建築事務所を経て26歳で独立、「有限会社スタジオレオン」を設立。無垢材を中心に、漆喰や板張りの壁など、自然素材を用いた遊び心のある空間作り、時が経つほどに味わい深くなるアンティークな家づくりで、湘南を中心に人気の建築家となる。現在は鵠沼海岸に事務所を構え、家族とラブラドールレトリーバーをパートナーに、海辺のライフスタイルを体現する。趣味は中学時代から始めたサーフィン。年数回、海外にサーフトリップする旅好きでもある。

シンプルな見た目と
ミニマムな機能にひかれた

「ハイラックス」に乗り始めたきっかけは?

建築資材を運ぶトラックの代車でたまたま乗ったのが「ハイラックス(前期型のシングルキャブ)」でした。シンプルな見た目の感じと、ミニマムで削ぎ落とされた必要最低限な機能が、自分のスタイルに合っていると感じました。即決でトヨタの販売店で新車を購入したのが、2000年のことです。ですから、もう四半世紀もこの一台を乗り続けていることになります。大きな故障もなく、今まで自分の仕事と暮らしを支えてくれています。

西海岸を感じさせる
スタイルを体現

愛車のお気に入りのポイントを教えてください。

すべてが気に入っているのですが、やはり一番はプロポーションですかね。シングルキャブなので、荷台が長く、運転席部分が短いというバランスに、軽快な印象を受けます。昔から好きで、何度も旅行で通ったり、建築のテイストにもなっている西海岸を走っているような雰囲気のトラックだと思っています。サーフボードを荷台に積んで、海沿いを走るとまさにそうした気分にさせてくれます。

マットなブラック塗装に
社名ロゴを刻印

カスタムした箇所はありますか?

ノーマルの雰囲気が好きなので、何もいじっていませんが、クルマのボディカラーだけは変えました。新車の時はホワイトだったのですが、5年ほど乗ってマットのブラックにオールペイントしました。その際、テール部分に自分の会社「STUDIO LEON」のロゴを入れました。このままずっと乗り続けて、このクルマと仕事を共にしていきたいという心持ちになったのだと思います。

建築仕事に適した荷台は
なくてはならない装備

荷台はどう活用されていますか?

このクルマの荷台には、建築仕事で欠かせないスペックが備えられていると思っています。荷台の1/3ほどは工具が占めていて、あとは倉庫で保管している材木を運び入れ、現場までを行き来します。荷物の固定に紐を縛れる箇所が標準装備にあるのが重宝しています。あとはオフタイムのサーフィンで、サーフボードやウェットスーツを載せることもあります。サーフィンは大概、仕事終わりの夕方に行くので、素早くラフに積み込めるのも嬉しいです。

ダートも気にせず入れる
タフで頼もしい存在

仕事のクルマとして気に入っている点を教えてください。

湘南界隈は狭い道路も多いのですが、この「ハイラックス」でも、サイズ感がちょうどいいので困ることはありません。また新築の現場に出向く時は、外構や道路が未舗装な場合がほとんどで、砂利道や草が繁茂しているダートも行きます。草木や砂利で多少ボディに傷がついたとしても、このクルマならば様になると思っています。驚かれるかも知れませんが、25年間で洗車は2回しかしたことがありません。自分はアンティークな風合いが好きなのですが、この愛車にもいい味わいが出てきていると感じています。

暮らしと仕事で
欠かせない海沿いの道

よく走るドライブコースはありますか?

圧倒的に走るのは湘南の海沿いを走る134号線です。「STUDIO LEON」に建築をオーダーくださるお客さんの大半と、私自身もこの沿線で暮らしていますので、走行距離45万kmのうちの大部分がその道路を行き来していることになります。一方で古材やアンティーク建具の仕入れで、たまに京都や奈良のアンティーク屋さんに遠出することがあります。日常も遠出も、いつでもこの「ハイラックス」と一緒に動いています。

仕事を辞めるまで
一緒に走り続けたい愛車

今後、愛車とやりたいことはありますか?

自分の建築会社を創業した時期より一緒に過ごしてきた愛車です。この「ハイラックス」と共に仕事を続けてきたという想いが強いので、僕が仕事を辞める時まで、元気で走り続けてほしいです。逆に言えば、このクルマが動かなくなったら、仕事にも区切りを付けようかなとさえ思ってしまう、運命共同体のようなものを感じています。いつまでも側にいてほしい相棒ですよね。

撮影協力:湘南藤沢フィルム・コミッション

Interviewee

@studio_leon_

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