中古車購入ガイド

GUIDE.04 中古車を購入したら

【車検】有効期限や車検を受ける際の
ポイントなどをご紹介

※2021年3月時点での情報

【車検】有効期限や車検を受ける際のポイントなどをご紹介

ここでは、車検の有効期限や車検を受けるタイミング、必要書類などをご紹介します。

目次

車検とは?

自動車検査登録制度(車検)とは、クルマが道路運送車両法に定められている自動車の構造、装置、乗車定員などに適合しているかを検査するための制度です。

車検の有効期限

車検の有効期限は車種によって異なります。
例として、自家用乗用車の場合初回(新車購入時)の有効期限は3年、以降の有効期限は2年となります。
車検の有効期限が切れた中古車を購入する場合は、購入の際に車検を受け直す必要があります。

なお、車検の有効期限が切れた状態で公道を走ると、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科されます。

有効期限の確認方法

車検の有効期限は、自動車検査証(車検証)および検査標章で確認できます。

自動車検査証(車検証)
自動車検査証(車検証)

クルマが保安基準に適合していることを証明する書類です。
自動車検査証について詳しくはこちら

検査標章
検査標章

フロントガラスに貼られたステッカーです。
裏面に有効期間の満了日が記されています。

車検を受けるタイミング

車検はいつでも受けることが可能です。
ただし、車検完了日の2年後が次回の車検の有効期間満了日となるため、早く車検を受けるとその分、次回の車検の有効期間満了日も前倒しとなります。
一方で、車検の有効期間満了日の直前1ヶ月間(離島の場合は直前2ヶ月間)であれば、車検完了日がいつであっても、次回の車検の有効期間満了日は変わりません。

車検にかかる費用

法定費用

「自動車重量税」「自賠責保険料」「印紙代」などがあります。
法定費用は法律で決まっているため、どこで車検を受けても一律です。

自動車重量税 クルマの重さ(車両重量)や新車登録時からの経過年数などにより税額が異なります。
車種によってはエコカー減税制度が適用されます。
自賠責保険料
(自動車損害賠償
責任保険料)
全てのクルマに加入が義務付けられている保険です。
印紙代 登録・検査手数料。1,500円程度。

車検基本料金

「点検費用」「整備費用」「事務手数料」などが含まれ、クルマの状態や、点検の依頼先によって料金が異なります。

その他

クルマの状態によっては「部品交換費用」が必要となる場合があります。
また、車検を受けている間にクルマが必要な方は「代車費用」も考慮しておきましょう。

車検の有効期限が切れている場合には「引き取り納車費用」が生じる場合もあります。これは、車検切れの場合、公道を自走することができないため、積載車などでクルマを車検場まで運ぶ必要があるためです。

自動車検査証(車検証)

自動車税(種別割)納税証明書

自動車税(種別割)納税証明書とは自動車税(種別割)を納税したことを証明する書類です。

自動車税(種別割)納税証明書の電子化により、以下の条件を満たしている場合には提出は不要です。
ただし、都道府県によっては電子化に対応していない場合があり、その際は提出が必要となります。
なお、軽自動車の場合は、提出が必要です。

自動車税(種別割)納税証明書の提出が不要となる条件
(※軽自動車の場合は以下に関わらず提出が必要)
  • 自動車税(種別割)の滞納が無い
  • 自動車税(種別割)の納付から3週間が経過している
  • 継続検査(新規車検ではない)の場合
クルマにかかる税金ついて詳しくはこちら

自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証明書)

ロックナットアダプター

ロックナット(ホイールの盗難防止のために使用される、通常のレンチでは外せない形状のナット)を使用している場合、点検時にロックナットアダプターが必要となります。

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