- デジタルキーとは
デジタルキーの使い方
デジタルキーアプリを起動し、クルマとスマホを通信させることで、クルマを操作することができます。
以下のクルマの操作ができます。
・ドアのロック/アンロック
・クルマの始動
- デジタルキーアプリを起動する
- クルマを操作する
- デジタルキーを利用して、直接クルマを操作する場合
- デジタルキーアプリの操作ボタンを利用して、ロック/アンロックする場合
■使い方
- デジタルキーアプリを起動する
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スマホのデジタルキーアプリを起動します。
- クルマを操作する
デジタルキーを利用して、直接クルマを操作する場合 |
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クルマに近づいて、ドアハンドルを触り、ロック/アンロックをします。
- 車種により、ドアハンドル操作によるスマートエントリー機能に非対応の場合があります。
非対応の場合は、STEP2-2へ進んで下さい。
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クルマの中に入り、クルマを始動します。
反応しにくい場合、動作しない場合には
- スマホのBluetooth®機能がONになっていることを確認してください。
- 長期間(およそ14日程度)クルマを未使用の場合、デジタルキーは自動接続されなくなります。
その際は一度、運転席のドアハンドルに触れてください。 - デジタルキーには、作動範囲が設定されているため、クルマとの位置によってデジタルキーが反応しにくい場合があります。
アプリの設定によって、デジタルキーの作動エリアをカスタマイズ設定することもできます。
[→デジタルキーの作動エリアを設定する] - 周囲の電波状況によって、デジタルキーが反応しにくい場合があります。
その場合、スマホをクルマに近付けて再度お試しください。 - バッグなどにスマホを入れて、後部座席より後ろに置いた場合、クルマが始動できないことがあります。
その場合、スマホ画面に表示されるアドバイスにしたがい、クルマのセンターコンソールへスマホを近付けて再度お試しください。
デジタルキーアプリの操作ボタンを利用して、ロック/アンロックする場合 |
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マイページの下部にある青いバーを上方向に引き上げます。
ロック/アンロックボタンが表示されます。
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クルマに近づき、ボタンを押すとロック/アンロックできます。
反応しにくい場合、動作しない場合には
- スマホのBluetooth®機能がONになっていることを確認してください。
- 長期間(およそ14日程度)クルマを未使用の場合、デジタルキーは自動接続されなくなります。
その際は一度、運転席のドアハンドルに触れてください。 - 周囲の電波状況によって、デジタルキーが反応しにくい場合があります。
その場合、スマホをクルマに近付けて再度お試しください。
用語説明
デジタルキー
スマホで利用するクルマのキー(鍵)のことです。1台のスマホに、デジタルキーを4本まで保有できます。
オーナー
クルマを購入され、G-Link利用契約、デジタルキーの利用契約をされた方のことです。デジタルキーのご利用にあたっては、TOYOTA/LEXUSの共通IDとご契約内容の連携が必要です。
シェアユーザー
オーナーのご家族・友人で、シェアキーを受け取ってデジタルキーをご利用いただく方のことです。デジタルキーのご利用にあたっては、TOYOTA/LEXUSの共通IDによるアプリへのログインが必要です。
オーナーキー
デジタルキーを利用できるクルマ1台に対し、1つだけ利用できるオーナー向けのキーです。他の方に譲渡することはできません。
シェアキー
オーナーから発行され、シェアされたデジタルキーです。オーナーは、発行する際に「ドアハンドルのロック/アンロック機能有無」「クルマの始動機能有無」「利用期限」を設定することができます。
電子キー(スマートキー)
クルマを購入した際に付属する鍵のことです。電子キーを利用したシステムの名称は、スマートエントリー&スタートシステムです。電子キーを所持した状態で、ドアハンドルに触れることで、ドアのロック/アンロックができたり、クルマを始動させることができます。
TOYOTA/LEXUSの共通ID
デジタルキーをご利用するために必要なIDです。お持ちでない場合、新しく取得していただく必要があります。詳細は、TOYOTA/LEXUSの共通IDについて紹介したページ [→TOYOTA/LEXUSの共通ID コントロールセンター]をご参照ください。
車両操作アドバイス通知
快適にデジタルキーをご利用いただくため、あらかじめお知らせしたい内容や、確認いただきたい項目のアドバイスを通知します。
デジタルキーの注意事項について
デジタルキーアプリは、デジタルキーを利用するために必要な専用アプリです。
以下の注意事項や禁止事項をお守りいただき、正しくお使いください。
注 意
- クルマを安全な場所に停車して、操作をしてください。
- 初回デジタルキーアプリ起動時は必ず、スマホの電波状態の良い環境でデジタルキーアプリを起動してください。
- デジタルキーをダウンロード中に、デジタルキーアプリを終了しないでください。データが破損する可能性があります。
- スマホのバッテリーが切れた場合、デジタルキーはご利用いただけません。
スマホを充電いただくか、電子キー(スマートキー)をご利用ください。
スマホのバッテリー低下を、クルマのメーターにてお知らせする機能もあります。[→スマホのバッテリー低下警告をスマホとクルマのメーターでお知らせする] - 動作確認済スマホでのご利用を推奨しております。詳細は、[→動作確認済スマートフォン一覧]をご確認ください。
- スマホの置き忘れ、盗難にはご注意ください。
- 契約内容によって、有料サービスとなる時期が異なります。詳しくはご契約内容をご確認ください。
- デジタルキーをシェアするお相手については、保険の適用範囲なども含め、お客様の責任にてお選びください。
- 歩きスマホは大変危険ですので、おやめください。
- 本サービスの通信にかかるパケット通信料は、お客様のご負担となります。
- クルマを販売店へ入庫する際は、電子キー(スマートキー)をお持ちください。
- デジタルキーは、オーナーズマニュアルならびに当ホームページに記載された使用方法および注意事項を守ってご利用ください。
デジタルキーは以下の場合などでは使用できなくなることがあります(詳細は当ページ内をご確認ください)。そのため、電子キーを常に携行することを推奨いたします。
・スマートフォンが故障した場合
・スマートフォンとサーバーが通信できない場合
・スマートフォンのバッテリー残量が無くなった場合
・システムメンテナンス等により一時的にサービスが停止している場合
禁止事項
- スマホのOS改造、デジタルキーアプリの改造はしないでください。
- Androidスマホでは、開発者向けオプションをOFFにしてご利用ください。
機能が正常に働かないおそれのある状況
デジタルキーシステムは微弱な電波を使用しています。次のような場合はデジタルキーとクルマ間の通信をさまたげ、デジタルキーシステムが正常に作動しない場合があります。
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次のような強い電波やノイズの発生する場所の近くにいるとき
・ テレビ塔や発電所/ガソリンスタンド/放送局/大型ディスプレイ/空港など
・ 高架下/線路脇など電車通過時に電磁ノイズが発生する場所
・ 道路/線路沿いの高圧線周りの電磁ノイズが発生する場所
・ Wi-Fi®ルーターやBluetooth®機器が密集する箇所
・ 無線免許を取得した施設/工場/クルマ周辺 -
スマホが、次のような金属製のものに接していたり、覆われたりしているとき
・ 金属製のスマホケース/財布/かばん
・ ICカード/アルミ箔などの金属の貼られたカード
・ アルミ箔を使用したタバコの箱
・ 小銭
・ カイロ
・ CDやDVDなどのメディア -
スマホが、次のような電波を発信する機器と近接しているとき
・ 他の携帯電話/無線機/コードレス式電話などの無線通信機器
・ Wi-Fi®ルーター/Wi-Fi®やBluetooth®搭載家電/電子レンジ/ドローン/アマチュア無線局 など
・ パソコンや携帯情報端末(タブレットなど)/デジタルオーディオプレーヤー/ポータブルゲーム機器
・ IH炊飯器/IHポット/工作機械/掃除機/洗濯機/ドライヤー/プラズマテレビなど - リヤウインドウガラスに金属を含むフィルムが貼ってあるとき
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次のような場合はデジタルキーが正しく作動しないことがあります。
・ ドアの施錠/解錠時にスマホがドアガラスに近付きすぎている、または地面の近くや高い場所にある
・ バックドアを開けるとき、スマホが地面の近くや高い場所にある
・ クルマの始動時、スマホがクルマのセンターコンソール付近から離れている場合
・ 衣類のポケットにスマホを入れる等により、クルマからスマホが隠れるように人体と密着させている
ご留意いただきたいこと
- スマホを車内に置いたまま車外に出ないでください。周囲の環境、及び作動エリアの設定状況等によっては、車内のスマホが車外アンテナに検知され、車外から施錠、開錠ができるおそれがあります。
- スマホがクルマ付近にあれば、スマホを携帯している人以外でも施錠/解錠できます。ただし、スマホを検知しているドア以外は解錠しません。
- 車外でもスマホがドアガラスに近付いていると、クルマを始動できることがあります。
- スマホがクルマ付近にあるとき、洗車や大雨などでドアハンドルに大量の水がかかると、ドアが施錠/解錠することがあります。(ドアの開閉操作がなければ、解錠されても約30秒後に自動で施錠します)
- 手袋を着用していると、ドアハンドルを操作しての施錠/解錠ができない場合があります。
- ドアハンドルでのロック操作は、連続で2回まで有効です。3回目以降はロック動作しません。
- スマホを携帯したまま洗車をすると、水がドアハンドルにかかったときに施錠/解錠をくり返すことがあります。その場合はデジタルキーアプリを停止してください。
- 洗車機での洗車中にスマホが車内にあると、水がドアハンドルにかかったときに、クルマのディスプレイに警報が表示され車外のブザーが吹鳴することがあります。すべてのドアを施錠すると警報は止まります。
- ロックセンサーの表面に氷や雪、泥が付着すると、センサーが反応しないことがあります。その場合は氷や雪、泥を取り除いて再度操作してください。
- すばやいドアハンドル操作や、クルマに近づいてすぐのドアハンドル操作では、解錠しないことがあります。センサーに触れて、解錠したことを確認してからドアハンドルを引いてください。
- 電子キー(スマートキー)で動作する以下の機能はデジタルキーは対応していません。
車種ごとに対応機能は異なります。詳細は取扱説明書をご確認ください。
・車両への接近時の照明(ウェルカムライト)
・クローズ&ロック(ウォークアウェイ)機能* *ウォークアウェイ機能をOFFに設定することでデジタルキーでクローズ&ロック機能を使用できます。設定変更は販売店にご相談ください。 ・降車オートロック機能
・Advanced Park リモート機能
長期間運転しないとき
- クルマのディスプレイで、デジタルキーのキャンセル(無効化)を設定することができます。
- あらかじめスマートエントリー&スタートシステムを非作動に設定することにより、デジタルキーシステムが作動しないようにすることができます。
デジタルキーシステムを正しく反応させるために
- スマホを必ず携帯した上でデジタルキーシステムを使用してください。また、車外から操作する場合はスマホをクルマに近付けすぎないようにしてください。
- デジタルキーシステム作動時のスマホの位置や持ち方によっては、スマホが正しく検知されず、デジタルキーシステムが正しく反応しないことがあります。(誤って警報が鳴ったり、キー閉じ込み防止機能が働かないこともあります)
Bluetooth® ワードマークおよびロゴは登録商標であり、Bluetooth SIG,Inc が所有権を有します。
Wi-Fi®はWi-Fi Alliance®の登録商標です。
デジタルキーでできること
デジタルキーでは、ドアのロック/アンロック操作やクルマの始動を、スマホアプリでおこなうことができます。
※デジタルキーをご利用いただくには、専用の「デジタルキーアプリ」のインストールが必要です。
さらに、家族や友人などにもデジタルキーアプリを使ってキーを共有することができます。
便利な使いかたの例
【家族で共有する】
ショッピングモールで、先にクルマに戻って休みたいが、別行動をしている家族に連絡をしても返信がない。
そんなとき、デジタルキーをシェアしていれば、先にクルマに戻って休むことができます。
【友人と共有する】
仲間たちとドライブ。立ち寄り先で自由行動をしてクルマに戻ると、キーの持ち主がいない。
そんなとき、デジタルキーがあれば、キーの持ち主を待たなくてもクルマに乗ることができます。