走行性能
プラットフォーム
悪路でも高い信頼性を誇る、伝統のラダーフレーム。
ランドクルーザーに採用されている伝統のラダーフレームを、ボディサイズに合わせて刷新。ホイールベースの短縮と、補強ブレースによる剛性強化、ぐいぐい曲がる機動性など、ランドクルーザーにふさわしい逞しさをフレームに宿しました。さらに、ホイールアーティキュレーション(タイヤの浮きづらさ)を確保し、優れた悪路走破性を確保。オフロード走行時に求められる高い剛性や安定感、そして強度を高次元で兼ね備えたフレームに仕上げました。
剛性の向上と軽量化を両立。
高強度で軽い高張力鋼板をボディ骨格に採用。振動の収束性を高め、優れた操縦安定性を実現し乗り心地を向上させるため、アンダーフロアにスポット溶接を増し打ち。また、フロア振動低減のために、アスファルトシートを広範囲に設定。シートの厚みを部位ごとに最適化することで、軽量化も叶えています。
どんな道を走っても感じる、心地よい静けさ。
フロアカーペット、フロアサイレンサー、天井、バックドアトリムなど、ボディの広範囲にわたり、吸音・防音材を最適配置。車内の静粛性を確保します。
オフロードからオンロードまで、あらゆる走行シーンで性能を発揮。
オフロードで力を発揮するストロークを確保しながら、アーム配置の最適化により、オンロードでは優れた直進安定性を発揮。荒れた路面での突き上げ感を抑えつつ、上質でフラットな乗り心地を実現します。
車軸式の強みの高い接地性により、凹凸の大きな道もしっかりとらえ、優れたオフロード性能を発揮。また、アブソーバーの配置を最適化し、リヤの浮き上がりを抑制。オフロードだけでなく、オンロードでの安定性も確保しました。
パワーユニット
オフロードの走行性能に加え、日常シーンでの扱いやすさも向上。
パワー・操作性・静粛性・環境性能など、あらゆる機能を高次元でバランスさせた熟成の直4 2.7Lエンジンです。スムーズな加速はそのままに、日常でよく使われる発進~低速シーンでのスムーズさと下り坂での車速コントロールを改善。また、これまで鍛え抜かれたハード耐久性を継承しながら、オフロード走行性能の向上を行いました。さらに、Dual VVT-i*(吸・排気連続可変バルブタイミング機構)の採用や高い圧縮比などで、低燃費に貢献しています。
エンジン性能を最大限に引き出し、コントロール。
エンジンのパワーを余すところなく駆動輪に伝える6 Super ECT。駆動力統合制御システムDRAMS*や、AI-SHIFT制御の採用により、路面状況に応じた最適なギヤを選択し、ドライバーのアクセル操作に素直な駆動力を実現。シーケンシャルシフトマチック、ブリッピングダウンシフト制御の採用により、素早いマニュアルダウンシフトが楽しめます。
オフロード性能
オンロードも、オフロードも思いのままに。
路面の状況によって駆動方式を切り替えられるパートタイム4WDシステムを採用しています。滑りやすい路面等で「H4」を選択すれば4輪駆動ならではの安定感が、また「L4」を選択すればより強力な駆動力を発揮します。
ダイヤル操作で2WDと4WDを切り替え。
2WDと4WDの切り替えは、ダイヤルスイッチで簡単に操作できます。
滑りやすい路面での発進をサポート
発進時に2速ギアからスタートできる機能。滑りやすい路面等でスリップを抑え、スムーズな発進をサポートします。
悪路でも優れた操作性を実現。
実績のある油圧式のパワーステアリングを採用。取り回し性に優れた軽快なハンドリングを実現しています。また、ステアリングコラムはシャフトの大径化によりステアリング剛性を高め、振動を低減。しっかりとした手応えのあるハンドリングを確保しながら、切ればすぐに曲がる、レスポンスのよいリニアな操作性も叶えています。
思い通りに止まれる安心感。
様々な状況下でも、思い通りに安心して止まることができるブレーキシステムを開発。過酷な悪路走行に対応するため、堅牢な鉄製キャリパーを採用するなど、オフロード、オンロードを問わず、自然なブレーキフィーリングを実現しました。
操作しやすいカジュアルスタイル。
ワークブーツでも操作しやすいペンダントタイプのアクセルペダルを採用。ショートストローク化により操作性を確保しながら、アクセルペダルの構造物の剛性を高めることで、加速レスポンスも高めています。
下り坂での走行をサポート。
エンジンブレーキだけでは十分減速できないような険しい急坂路を降坂する際、スイッチ操作により、4輪のブレーキを自動的に制御し、タイヤロックすることなく安定した降坂を支援します。スイッチで選択した車速を保ち、ブレーキやアクセルの操作に気を使うことなく、ステアリング操作に集中できます。
■作動条件
トランスファーギヤ位置:H4とL4(時速4~30km/h以下で作動)
コーナリング時や悪路で安定性を発揮。
コーナリング時や悪路走行時、左右駆動輪にトルクを適切に配分することで、トラクション性を向上させ、高い車両コントロール性能を実現します。
上り坂での走行をサポート。
登坂発進時にブレーキからアクセルに踏みかえる際にブレーキ油圧を保持します。
脱輪やスリップ時の切り札。
後輪のどちらかが岩石路や砂地、ぬかるみなどでスタックした際、後輪左右を直結。空転する反対側のタイヤに駆動力を伝え、走破性を高めるシステムです。
スリップ状態から素早く脱出。
岩場や雪道などのオフロードでスリップを検知すると、空転した車輪にブレーキをかけ、残りの車輪に駆動力を配分。悪路でも安定した走行を可能にします。
■作動条件
トランスファーギヤ位置:H4とL4(時速4~30km/h以下で作動)