ウェルキャブ | 福祉車両
バリアフリー2025イベントレポート
2025年4月16日(水)から18日(金)までの3日間、インテックス大阪で「バリアフリー2025」が開催されました。
本展示会は、誰もが安心して暮らせる豊かな社会の実現、また介助者の負担軽減と介護人材の確保を目指し、最新の製品サービスが一堂に集う展示会です。
会期中は62,000人を超える来場者で賑わい、福祉に関わる方々の交流の場としても実りある3日間となりました。
このページの掲載内容は、2025年4月時点の情報です。
見て・触れて・体感できるトヨタブース
トヨタの福祉領域のメッセージ[すべての「行きたい」を叶えていきたい。]をコンセプトに、現在販売中の福祉商品を展示。実車展示や試乗、デモンストレーションなどの体験を通じて、トヨタの取組みをご紹介しました。
私たちは、“モビリティカンパニー”として、移動の壁を超えるためにもっとできることがあるはず。そんな想いから、2024年10月に[すべての「行きたい」を叶えていきたい。]というメッセージを発信しました。世の中には、移動の壁や困りごとが数多くあります。一度にすべてを解決することは難しいかもしれませんが、「商品開発」「仕組みづくり」「仲間づくり」を通して取り組んでいきたいと考えています。
今回のバリアフリー展も、福祉車両を実際に「見て・触れて」いただき、より多くの方にトヨタの取り組みを知っていただける機会になるとうれしいです。
一人でも多くの「行きたい」に寄り添うために、トヨタはこれからも福祉領域に力を入れていきます。
トヨタ自動車 国内商品部 中長期企画室 南
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実際の車両を使って説明したり、ご自身の車いすで試していただきました。
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お客さまの貴重なご意見をお聞きし、今後の開発に活かしています。
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展示車両や後付けできるサポート用品について、実演しながら紹介。多くのお客さまにご覧いただきました。
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展示車両とご来場いただいたお客さまの声
ゆるやかなスロープから、車いすに乗車したまま車内へ。車いす乗車のままセカンド席とサード席への乗車、固定が可能です。セカンド席は運転席と車いすの方がコミュニケーションをとりやすい距離感を実現しています。
今は、シエンタの車いす仕様車に乗っていますが、買い替えを検討しています。ノアのタイプⅠはシエンタよりも運転席の近くで車いすを固定できるので、車いすの夫との会話もしやすくていいなと感じました。
まちのバリアフリー化はどんどん進んできているので、外へ出かける手段として福祉車両の存在や便利さをもっと知ってもらえるといいなと思います。

バックドアを開けると同時に車高が降下し、ショートスロープが自動で展開します。シンプルな操作で短時間での乗り降りが可能で、乗り降りに必要なスペースも大幅に削減しています。
ショートスロープがあるのを今回初めて知りました。実際に人を乗せて体験してみましたが、コツをつかめば使いやすいと思います。
スロープを広げるスペースが限られるご自宅も多いので、ショートスロープは魅力的です。

助手席が回転(ターン)し、座面と背もたれが前傾(チルト)することで、乗降時の負担を軽減します。今お乗りのクルマに後付けできるほか、一部車種においてメーカーオプションとしても設定されています。
現在はエスティマの標準車に乗っています。車いすから娘をシートへ移乗させて利用しています。乗車位置は、娘の気分や乗車人数によって使い分けています。
シートが外側に向くだけで、移乗させる負担がぐっと軽くなりますよね。乗り降りは短時間に済ませたいので、手動でスピーディーに操作できるのは助かります。

ラゲージスペースに車いすを電動で容易に収納できます。今お乗りのクルマ(普通車)に後付けでき、お客さまご自身で装置を取り外すことができるので、ラゲージスペースを有効に活用できます。
今はカローラ フィールダーのウェルキャリー付き(ルーフ上に車いすが格納できる装置 ※現在は廃番)に乗っています。妻の車いすはウェルキャリーで積み込んで、私の車いすはラゲージルームに自分で載せています。今は腕の力でなんとか対応できていますが、年齢を重ねるとそれも難しくなるので、こういった後付けできる収納装置があるのは助かります。

車両後部のリフトで車いすやストレッチャーのまま乗り降りできます。ワンタッチ固定装置により、車いすのセットから固定までを簡単&スピーディーに行うことができます。
今回初めてワンタッチ固定を知りました。バスは乗降時に手間や時間がかかることもあり利用を控えています。この装置があれば、あきらめずに利用できるようになりますね。他企業との連携で開発が進み、いろんな車種への展開、ワンタッチ固定対応の車いすが普及することを期待しています。

「歩く」ことをアシストする、トヨタの電動モビリティ。運転免許が不要で操作もシンプル。狭い道でも小回りが利き、直観的な操作で移動することができます。
C+walk Sが発売されたと聞いていて、ぜひ試乗してみたいと思い、トヨタのブースに来ました。
C+walk Sは何より見た目がスタイリッシュで、カラーバリエーションもおしゃれ。CMでも見かけて気になっていました。立って乗るタイプ(C+walk T)にも興味があるので、機会があればぜひ試乗してみたいです。

トヨタの福祉車両オンライン相談窓口
トヨタの福祉車両オンライン相談窓口は、トヨタの福祉車両はもちろん、小型モビリティ、後付けできる福祉用品についても気軽にご相談いただける窓口です。
相談方法は3種類。
- 電話(営業時間内)
- Webフォーム(24時間受付/返信は営業時間内)
- Zoom(ビデオ通話)※ご予約制
トヨタの福祉車両オンライン相談窓口は、トヨタの福祉車両はもちろん、小型モビリティ、後付けできる福祉用品についても気軽にご相談いただける窓口です。
2025年4月から「トヨタの福祉車両オンライン相談窓口」が始まりました。福祉車両は、実車を見ていただくことが大切だと考えていますが、こういったイベントや、販売店などに見に行くことができない方も多くいらっしゃいます。移動の困難を解決するためには、誰もが等しいサービスを手軽に受けられる環境作り(仕組み作り)が必要です。そこで、電話・WEBフォーム・オンラインで相談できる窓口を設置しました。「トヨタの福祉車両オンライン相談窓口」は、気軽さと専門性を両立した窓口となります。お客さまに合わせた相談方法をお選びいただき、お気軽にご利用ください。
トヨタ自動車 国内商品部 中長期企画室 南
私の住んでいる地域ではなかなか福祉車両をみる機会がないので、じっくりオンラインで実車を見比べて説明してもらえるのはいいですよね。さらに電話でも気軽に問い合わせできるとのことで、ちょっとした質問をしたいときにも助かります。

ギャラリー
今回出展したウェルキャブについて詳しくはこちら
今回出展した福祉関連商品について詳しくはこちら
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- C+walk S
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