寄ったときの撮影のコツ

撮ってみよう!
みんなができる クルマの撮影ガイド #03
寄ったときの撮影のコツ
SNSで見る寄りカットや雑誌のヨリの写真って、
なんか近づいて撮っているだけのはずなのにやたら雰囲気が。
クルマの違いでもなさそうだし、カメラのレンズの性能とか?
実はそれ“アングルと、少しの工夫”をしてるだけなんです。
はじめに
ヨリの写真って
かっこよく撮れるの?
クルマって全体を引きで撮りがちだけど、寄って撮ると全体を構成している個々のパーツが主役となり、全く別の写真が出来上がります。エンブレム、ヘッドランプ、ミラー、ホイール、ステアリング、…一部を切り取るだけでもそのクルマらしさが強く浮かび上がります。ヨリって「ただ近づくだけだから、誰が撮っても同じじゃない?」いやいや、ほんの少しのポイントを抑えるだけで、ヨリでもガラッと雰囲気のある写真になるんです!

クルマにはヨリ写真の撮りどころがたくさん 
STEP1
正面からわざと
ズラして撮影する
例として、今回は“エンブレム”を題材に撮影します。寄りカットは、とにかく構図が命。エンブレムを真正面から撮ると、形は正確なんだけど「説明的」な絵になりがちで、あまり雰囲気のある写真になりません。そこで、ちょっと高さをズラして、エンブレムの形を思いきって潰れるくらいまで角度に変えると、、、説明写真じゃなくて “イメージカットっぽさ” が一気に出ます。正面からあえて外して写真の雰囲気を変えてみましょう。

正面からズラすとこんなに見え方が違う
ここでワンポイント。実際にシャッターを切るときに気にしたいのが、カメラの“露出”の設定。カメラは黒いパーツを「暗くて見えないもの」と判断しやすく、そのまま撮ると勝手に明るくしようとするので、黒いエンブレム/黒いホイール/黒いグリルの細かいパターンは “白っぽく薄く” 出てしまいがちです。ですので撮る前に露出を少し下げておくことで、黒を黒のまま“締めて”写すことができます。

そのまま撮ると 
露出を設定すると

いいね!!👍
高さを少しズラしたことで、
エンブレム以外の部分も画面に入り、
距離感が生まれて
写真に雰囲気が出ました。
STEP2
さらに思い切って
アングルをズラしてみる
さらに、横方向も思い切ってズラしてみましょう。真正面ではなく、斜め側から覗き込むように撮ると、エンブレムの形が正体ではなくなるため、厚みや光の入り方が変わって、周りの面との重なりが見えてきます。エンブレム手前にピントを合わせれば、奥側のラインや面がほんの少しボケて柔らかく溶けていくので、より雰囲気が強調されます。

いろいろなアングルを試してみましょう! 

Good!!✨
エンブレムの形も
しっかり見えてるけど、
なおかついい感じに雰囲気も
出てるちょうどいいアングルが
見つかりましたね!
もうひと手間加えて写真を
完成させましょう!
STEP3
陰影でより雰囲気を
演出する
ヨリカットはどうしても“平面の面積”が大きくなるので、のっぺりした印象になりがちです。そこで、あえて影を入れて陰影を作ると、画の中に“濃い/薄い”の要素がプラスされて退屈しない写真になります。
例えば、板のようなものやノートなどで太陽の光を遮ったり。撮りたい箇所を全部しっかり見せたくなる気持ちは分かるけれど、あえて思い切って影を入れてみるのも、テクニックの一つです。

被写体に対して斜めに影を入れるとシャープな印象に
この方法を使は、どの場所の寄りのカットにも使えそう!

ステアリングでも 
ドアパネルでも 
インテリアのスティッチでも 
ホイールでも

完成!✨
ズラしが効いてるし、
エンブレムの立体感も、
影の入りもナイス👍
寄りなのにペタっとせず、
ちゃんと雰囲気のある写真に
なりました。
皆さまがこのページを読んで撮影した
素敵な写真はぜひ
ハッシュタグ
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撮影に使用したクルマ

クラウンエステートは、ステッチや面のつながりなど、ディテールの完成度が高く、どこに近づいて撮っても絵になるクルマです。
だからこそ、「どの部分を切り取るか」「どのような構図にするか」というテクニックがとても写真に活かされます。
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